猿楽古代住居跡公園に面した、緑の中の12角形の建物
SOHO CORNER にある「モンキーカフェ」。
ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れた
スペシャリティコーヒーと、
併設するモンキーギャラリーでは、
さまざまな現代アート作品展や
アートイベントがお楽しみいただける空間です。

営業時間 10:00〜19:00
(カフェラストオーダー 18:30まで)



フレンチシェフ
柏原 敏宏(かしはら としひろ)さん
プロデュースによる
「珈琲と一緒に食べたいサンドイッチ」

詳しくはこちら


モンキーカフェでは引き続き24時間換気と
アルコール消毒の設置を行っております。

アートと緑と珈琲の香りに包まれながら一緒に働きませんか?
カフェ アルバイトスタッフ募集

ギャラリースタッフ募集

 


Group Exhibition
『シェレ―の雲雀』


日程 
2025年5月10日(土)〜5月25日(日)

時間
10:00〜19:00

入場無料




銀座奥野ビル「Gallery Camellia」ギャラリストの
原田直子さんキュレーションによるグループ展。
5月の初夏の陽気とコーヒーの香りに包まれながら、
穏やかで繊細な作品をご覧ください。



《参加作家》
伊藤邦恵 / 大坪紀久子 / 早川陽子 / 吉田さとし

《企画》
Gallery Camellia 原田直子
Instagram



「シェレ―の雲雀」

We look before and after
And pine for what is not:
Our sincerest laughter
With some pain is fraught;
Our sweetest songs are
those that tell of saddest thought.

世間や人間関係の不条理や矛盾を嘆き、
良きところを求め動いても、
どんな場所もさほど変わりはない。
だからこそ、絵が生まれ詩が生まれる。

雲雀の、魂からのさえずりに感嘆して思い出した
イギリスの詩人・Percy Bysshe Shelleyの雲雀の詩。
諳んじると ここでも矛盾を嘆いている。

・…・
夏目漱石「草枕」冒頭で主人公の画工が吐露する心情です。
悲喜も明暗も表裏。感情は、どちらも包括するものに
揺さぶられるものではないでしょうか。
3月のとある日、モンキーカフェまで歩きながら「草枕」と、
4人の作家が浮かびました。

暮らしの交々と対峙しながらも優しく柔らかな表現をする作家たちです。
風薫るこの頃、代官山へいらしてください。
珈琲の香りにつつまれる朝、木漏れ日降りそそぐ午後、
ときに、雨の雫を喜ぶ植物とともに、
この場所と作品を味わっていただけたなら幸いです。

(Text ; Gallery Camellia原田直子)


<artist>

伊藤邦恵
心の焦点が目の前の風景に合う時、空気を絵の具に置き換えて作品を描いています。空気の層は画面をおぼろげにさせてゆき、反して、頭の中は静かにクリアになっていきます

大坪紀久子
もしも心に蝋燭があるのなら、私の絵を見てほわっと炎を灯しあたたかくなって欲しい。simple、surprise、smileを信念にシンプルで驚きがあり見た人が笑顔になれる作品を日々目指しています
早川陽子
ガラスにデッサンをすると、絵そっくりの影ができます。細く消え入りそうな線にさえも淡い影が生じるのです。私の絵を止まり木にして、光が羽を休めている、そんな空想をしながら描いています。
吉田 さとし
ドローイングを軸に、キャンバス作品、水彩、刺繍、粘土などで記憶と風景が交差するように描く。過去の画家の絵画を用い、移り行く景色を複数の水彩で表現するシリーズとして、今回はマチスとボナールに焦点を当てる。

<作家在廊予定>
10日(土) 原田、伊藤、大坪、早川
11日(日) 伊藤
12日(月) 原田、早川
13日(火) 原田
14日(水) 大坪、早川
15日(木) 吉田
16日(金) 伊藤
17日(土) 伊藤、早川
18日(日) 原田、伊藤、吉田
19日(月) 原田(15時~)、伊藤、早川
20日(火) 原田、伊藤(15時~)
21日(水) 吉田
22日(木) 大坪
23日(金) 原田、伊藤
24日(土) 伊藤、吉田
25日(日) 伊藤、早川、吉田
26日(月)伊藤、大坪、早川、吉田

※予定は変更になる場合もございます。
詳しくは作家SNSでご確認ください。

Instagram


徳光健治 個展
「スター還暦祭」


日程 
2025年5月28日(水)〜6月8日(日)

時間
10:00〜19:00

入場無料


アジア最大級の現代アート販売サイト「タグボート」を運営し、
日本のアート界を大きく支えてきた徳光健治さんによる、
還暦を記念した特別な作品展。
これまでに数多くのアート作品を見極めてきた
徳光さんだからこそ生み出せる、
独自の視点とメッセージが詰まった作品の数々。
日本のアートシーンに向けた、
深い問いかけとも言える本展は、まさに必見です!

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還暦。

それは多くの人にとって、人生の一区切りであり、
少し肩の力を抜いてもいい年齢かもしれない。
だが、徳光健治にとって、
それはむしろ「絵筆を握る理由」を
再確認するチャレンジングな年となった。

本展は、ただの還暦祝いではない。
現代アートの世界で、長らくギャラリストとして
数多くのアーティストを支えてきた徳光が、
みずからの名で作品を描き、
発表する特別な試みである。

そしてその裏には、
「今こそアートはもっと社会に対して口を開くべきではないか」
という強い問題意識がある。

いま日本では、社会的なテーマをまっすぐに、
あるいは痛烈に語るアーティストはごくわずかだ。
表現の自由を持ちながらも、炎上や誤解を恐れてか、
批評性のある作品は減り、
自分語りや抽象的な内面の表現が主流になっている。
もちろん、それもひとつのアートの在り方だ。

しかし、世界の舞台──たとえばドイツの「ドクメンタ」や
欧州の国際展では、むしろ時代を切り裂くような
社会批評の視点こそが求められているのだ。

「なぜ、日本では社会を風刺する作品を作らないのか」

この問いを出発点として、
徳光はあえて真正面から
社会問題に向き合う作品群を制作した。

政治、経済、テクノロジー、そして現代の消費社会。
どれも見て見ぬふりはできない課題ばかりである。
それをユーモアと風刺の視点で切り取り、
「こんな時代だからこそ、笑い飛ばしてみよう」と問いかける。
本展の絵は、どれも少しふざけていて、
でもどこか刺さる。
そして見終えたあと、ふと考えさせるよう意図している。

アーティストが社会とどう向き合うか。
そのひとつの答えが、ここにある。
還暦という人生の節目に
あえて絵筆をとった徳光の姿勢には、
「表現者よ、もっと社会を語れ」
というメッセージが込められている。

この展示が、アーティストにとっても、
鑑賞者にとっても、
「アートで社会と対話する」
きっかけになることを願っている。

徳光健治


<artist>
徳光健治

1965年生まれ。
大学卒業後、総合商社、
外資系コンサルファームなどを経て、
2008年に株式会社タグボートを設立。
アジア最大級の現代アート販売サイト運営のほか、
東京・人形町にギャラリースペースを構える。

若手作家が活躍できる環境作りに注力中。
著書「教養としてのアート、投資としてのアート」、
「現代アート投資の教科書」。
講演、セミナーのほか、地上波テレビ出演多数。

facebook


ナガイツトム 個展
「ナガイツトム展GEAR3」


日程 
2025年6月11日(水)〜6月22日(日)

時間
10:00〜19:00

入場無料

会期中に誕生日を迎え、なんとナガイツトム50歳!?
バースデースィーツパーティ開催

絵本作家、イラストレーターのナガイツトムの
頭の中のなかでウキウキワクワク考えているもの、
心でドキドキカンジたものを100%ギュッとしぼりだしたものを
作品やプロダクトで表現した作品展になります。

今回の新作は、ナガイツトムが今感じていること、
これからの未来を妄想、想像したものをギュっとしぼりだした
テーマ「ポジショニング」を表現した作品になります。

また、今年の6月に50歳になるナガイツトム⁉
ナガイツトムの50歳からの新たな挑戦や
これからはじまるスペシャルプロジェクト
&プロダクトの発表をいたします。

前回好評だった、ナガイツトムとスイーツを食べ
お茶会と会期中誕生日を迎えますので
バースデースイーツパーティを開催。
皆様と楽しい時間をご一緒できましたら嬉しいです。



<artist>
ナガイツトム

(絵本作家・イラストレーター・画家・お絵かき先生)

妹が高校生の時に美術の宿題を手伝ったところ、
その作品が褒められて成積も良かったことをきっかけに絵を描き始める。

愛地球博、東京モーターショー、浦和レッズ埼玉スタジアム、
三越、スターバックスコーヒー、などで作品展示やグッズに絵が採用。
WACOAL(AMPHI)、CASIO携帯サイトのキャラクター開発や
ハローキティー、デビルマン、マジンガーZ、
キューティーハニーとのコラボレーションなども手がける。

キャラターコラボレーションをきっかけに
永井豪先生の代表作であるデビルマンを題材とした
「先生は、デビルマン」を出版。 お

しゃれイズムやBEE TVのドラマ「40女と90日間で結婚する方法」や
映画「落語物語」などのテレビ番組や映画のセットや
衣装などにも作品が採用される。

朝日放送テレビアニメ「マッドトイチャッティ」の
キャラクターデザインと脚本を担当する。

また、デザインや作品制作以外にも
子供たちに絵を描く楽しさを知ってもらいたいという想いから、
子供達と動物の絵を描き、
下北沢の街を動物園にするプロジェクトや
五つ星ホテルグランドハイアット東京との
コラボレーションによるお絵描き教室などの取り組んでいる。

そのほか、ロサンゼルス、台湾、
オーストラリアなどでの個展、
ライブペイント、壁画制作、キャラクター製作など
海外でも幅広く活動の場を広げている。

Instagram

 
ギャラリーレンタルについてはコチラをご覧ください。

建物全体の壁には欧州赤松を使用し、
節が木目のアクセントになっています。

枕木にはオーストラリアの鉄道で
利用された木材を使用しています。
らせん状で不規則な構造のため、ガラスは1枚1枚が異なった形をしてます。
 
MONKEY CAFE
MONKEY GALLERY

渋谷区猿楽町12-8
アクセス
10:00〜19:00
不定休

※展示やイベントなどにより営業日や営業時間が異なる場合もございます。
※撮影利用や貸切に関しては、全てモンキーギャラリーへお問い合わせください。

アルバイトスタッフ募集

MONKEY CAFE 03-5728-6260(10:00〜19:00)
MONKEY GALLERY 03-3464-3766(平日10:00〜18:00)

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